鳩山内閣メールマガジン(創刊号 2009/10/08)
鳩山由紀夫の「ゆう&あい」
[限界への挑戦]
鳩山総理
 コペンハーゲンからの帰路の機中で、「東京」の落選を知りました。お役に立てなかったことを残念に思いながら、2016年のオリンピックがリオ・デ・ジャネイロに決まりましたことを、ブラジルのみなさんに祝意を申し上げたいと存じます。

 東京は勝てませんでしたが、東京のプレゼン(発表)は相当練習を積んでいたようで、素晴らしかったと思います。少なくとも、チームワークにおいては、抜きん出ていたと確信しています。15歳の少女からJOCの竹田会長、さらには石原都知事まで、微笑ましいほど一所懸命に頑張っていました。

 私だけはぶっつけ本番でしたが、「クーベルタン男爵は、オリンピックは肉体と精神の融合だと述べた。東京は新しいコンセプトでオリンピックをやりたい、それは人間と自然との融合だ」と、環境を重視したオリンピックを強調いたしました。

 実は、コペンハーゲンでは今年の12月の半ばに、国連気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)が開催されることになっています。そのことを意識しながら、プレゼンを行ったのでした。後に石原都知事から、プレゼンはオバマズ(米国チーム)に勝ったと米国の記者が評価をしていたよと教えていただきました。嬉しいことではありますが、招致に負けては仕方ありません。

 コペンハーゲンの滞在は一日足らずではありましたが、COP15の議長を務めるラスムセン首相とお会いすることができ、ほとんどの時間をCOP15の議論に費やしました。

 ラスムセン首相は、私が国連で温室効果ガスの中期的な削減目標に関して、「全ての主要国の合意を前提として、1990年比で2020年までに25%削減」を掲げたことに対して、高く評価をしてくださいました。そして、COP15を失敗させないように、お互いに緊密に協力することになりました。

 オリンピックが、私たちに感動を与えてくれるのは、世界のトップ選手たちが、能力の限界に挑戦するからです。

 地球環境問題も、世界の科学者や政治家を筆頭に、今を生きる私たちが能力の限界に挑戦することによって、次代の人々に感動を与えることができると考えます。限界に挑戦することによって、未来が開かれてくるのですから、挑戦しようではありませんか。

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全大臣からの挨拶・前編

 今週から2回にわたって、閣僚名簿順に、鳩山内閣の全大臣が、就任の抱負と重点政策について語ります。


菅大臣 副総理 国家戦略担当
内閣府特命担当大臣 (経済財政政策 科学技術政策)
菅 直人(かん なおと)


 鳩山内閣は明治以来当然とされてきた官僚主導の政治とは「原理」の違う本物の議院内閣制です。つまり国会で多数の議席を与えられた政権党が内閣に全責任を持つ政権です。従来は前日の官僚トップの事務次官会議で決まった案件を追認するだけだった閣議も、大臣同士が実質的な議論をする場に大きく変わりました。各省も大臣、副大臣、政務官からなる政務3役会議が中心に運営されます。
 私は日本再生のため明治維新にも匹敵する大改革を鳩山政権のもとで進めるため全力を尽くす覚悟です。

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原口大臣 総務大臣 内閣府特命担当大臣(地域主権推進)
原口 一博(はらぐち かずひろ)


 総務大臣・内閣府特命担当大臣(地域主権推進)を拝命しました原口一博です。
 私は、政権交代前から、NC(ネクストキャビネット)総務大臣として、国・地方行政の基本的な制度、情報通信、郵政、消防、統計等、国民生活に密着した幅広い分野にまたがる総務行政の諸改革に携わって参りました。
 これからも、所管大臣として、地域主権の実現、グローバル時代の新たな情報通信政策の確立、郵政の抜本的な見直しをはじめ、地域の活性化、年金記録問題等、国民の皆さんの協力を得つつ、政治主導で改革を進めていきます。
 未来を見据えた明確な理念を提示し、「人を活かす」国家経営を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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千葉大臣 法務大臣
千葉 景子(ちば けいこ)


 国民のみなさんの力が政治を大きく転換し、国民のくらしを大切にする政権がスタートしました。そのもとで、法務大臣を拝命した千葉景子です。私は、政治家が汗をかき、責任を果たすことを使命とする政権の一員として、国民のみなさんに向き合い、マニフェストに掲げた課題などを着実に実施すべく全力で取り組みます。

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岡田大臣 外務大臣
岡田 克也(おかだ かつや)


 就任直後から国連総会や日中韓外相会合、日・メコン外相会議などに出席し、全力疾走の日々を送っています。
 私は、外交は、国民の理解と信頼に裏付けられたものでなければならないと思っています。この観点に立って、就任直後早速、いわゆる「密約」を巡る過去の事実を徹底的に調査し、11月末をめどに結果を報告するよう命じました。
 また、外交を実施していく上で優先順位を明確につけることが重要です。当面100日間の優先課題としては、米軍再編、アフガニスタンとパキスタンへの支援、気候変動問題の3つに力を注いでいきます。300日位の少し長い目で言いますと、日米同盟の深化、平和で豊かなアジアの構築、北朝鮮の問題、核軍縮、アフリカの貧困等の問題にしっかりと取り組みます。

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藤井大臣 財務大臣
藤井 裕久(ふじい ひろひさ)


 この度16年ぶりに財務大臣を拝命しました藤井裕久です。
 申し上げるまでもなく国の財政は深刻な状態です。ただし、社会で最も大事なのは経済すなわち国民生活であり、経済なくして財政もあり得ません。まず経済を立て直し、結果として財政もよくなる、という高橋是清の教えに立ち返るべきです。
 振り返れば、もはや高度成長期ではないにもかかわらず、従来の資源配分には無駄がありました。この無駄を省き、マニフェストに従って国民生活第一の資源配分を行うことで、外需から内需中心の政策に転換し、新たな経済成長を創出してまいります。
 その上で、財政規律についても考えねばなりません。長期的に財政を立て直すため、プライマリーバランス黒字に加え、債務残高対GDP比に基づく目標も考慮が必要です。
 以上の課題について、各大臣にも「査定大臣」の心構えで協力して頂きつつ、皆様の期待に応え、政治の信頼を取り戻すべく、全力で取り組んでまいります。

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川端大臣 文部科学大臣
川端 達夫(かわばた たつお)


 文部科学大臣を拝命した川端達夫です。
 まず、伝統ある文化・芸術は新たな創造を通じて、未来に継承・発展させ なくてはなりません。また、資源の少ない我が国の科学技術は、技術立国と しての基盤整備と強化が重要です。「教育は百年の計」と言いますが、この 思いで未来を担う人材を育てていきます。スポーツ振興は、みなさんの健全 な精神にも繋がります。
 文部科学行政は、これら国の根幹をなす幅広い課題を抱え、大きな使命を 担っています。この使命達成のための政策を着実に進めてまいります。

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長妻大臣 厚生労働大臣 年金改革担当
長妻 昭(ながつま あきら)


 厚生労働行政が担う社会保障は、安全保障とともに国家の礎であり、その責任の重大さに身の引き締まる思いです。
 現在も、厚生労働行政は、年金、医療、福祉、雇用などの様々な分野で課題が山積しておりますが、これらのセーフティネットをきちんと張り巡らすことが何よりも重要であります。
 現状をきちんと把握し、課題を的確に見据えながら、心から信頼される厚生労働行政を目指して、全力で取り組んでまいります。

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赤松大臣 農林水産大臣
赤松 広隆(あかまつ ひろたか)


 このたび、農林水産大臣を拝命しました赤松広隆です。
 私の使命は、緑・水・環境を維持するとともに、農林漁業を活性化して、「食と地域」を再生することにあります。
 このため、食料の生産に携わる現場の方々の声をよく聞きながら、国民の皆様とのお約束であるマニフェストに盛り込まれた戸別所得補償の制度化を急ぐこと等により、生産者の方々が将来にわたって夢と希望をもてるよう、農林水産業を再生し、食料自給率を向上させます。
 私は、日本各地で生産された安全で美味しい食料を、国民の皆様に責任を持ってお届けし、健康で豊かな食の実現を図りたいと考えています。

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直嶋大臣 経済産業大臣
直嶋 正行(なおしま まさゆき)


 この度、経済産業大臣になりました直嶋正行です。
 日本の産業、中小企業、エネルギーから通商まで。経済産業省の守備範囲はまさに日本経済と国民生活そのものです。
 鳩山総理の下で内閣一丸となって、成長産業の育成や雇用創出に向けた戦略づくり、中小企業の支援、太陽光や風力など新エネルギーの普及、地球温暖化対策という4つの課題を解決して、まじめに働く方が報われ、安心して暮らせる社会の実現を目指して全力で取り組みます。
 どうぞよろしくお願いします。
 

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編集部から

 先週の創刊準備号へ、2,500件を超えるたくさんのご意見をお寄せいただきました。鳩山総理への応援、新しい内閣へのご期待とご批判、各大臣へのご質問、メールマガジンに対するご提案など、とても貴重な生の声ばかりでした。ありがとうございました。

 メールマガジンでは、アンケート結果とともに、お寄せいただいたご意見、ご感想の中から、肯定的・否定的なご意見の比率など、全体の縮図となるよう100件程度ご紹介しております。ぜひ、こちらの欄も併せてご愛読いただければと思います。

 ところで、オリンピックの開催が決まったリオ・デ・ジャネイロがある南米と日本との間に、新たな「友好関係」が結ばれつつあるのをご存知でしょうか。オリンピックでは、お茶の間の「テレビ」や携帯電話の「ワンセグ」での番組観戦が大きな楽しみですが、南米の国々は次々と、地上デジタル放送に日本方式を採用しています。

 日本から最も離れた南米の地で、日本の技術が認められている、日本と同じ方式で人々がテレビやワンセグ携帯を見ている。そう思うだけで、南米の国々が少し近くに感じられませんか。
 

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<1CH>総理の動き
・ IOC総会 東京・プレゼンテーション 鳩山総理演説(09/10/02)
・ IOC総会出席(09/10/01〜09/10/02)
・ 新型インフルエンザ対策本部会合(09/10/01)

<2CH>週刊総理ニュース(09/09/28〜09/10/04)
  日本・オーストリア首脳会談、IOC総会出席、新型インフルエンザ対策本部会合 など

<22CH>トピックス
・ いい汗流して みんな元気に!〜中西哲生のJust Japan
・ 地域活性化への架け橋〜ハンズオン支援〜峰竜太のナッ得!ニッポン
・ 間瀬北方領土問題対策協会理事長、菅野中央労働委員会会長出演 『そこが聞きたい!ニッポンの明日』

<31CH>地域の元気
  山本山手物語 陽はまた昇る(兵庫県宝塚市)

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総編集長:内閣総理大臣 鳩山由紀夫/編集長:内閣官房副長官 松野頼久
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