海部宣男氏


 かいふ   のりお
海部 宣男

日本学術会議会員
放送大学教授
世界天文年2009日本委員会委員長

1943年生まれ



 1943年生まれ。天文学者。

 放送大学教授、国立天文台名誉教授。1966年東京大学基礎科学科卒業後、電波天文学を志し、同大学院天文学専門課程に入学。同大助手、助教授、国立天文台教授を経て国立天文台台長を勤め、2006年に任期満了退職し、現在に至る。1982年に完成した野辺山の45mミリ波望遠鏡の建設、星間物質、星の形成等の観測的研究を行う。ミリ波天文学の開拓で1987年度仁科記念賞、多数の星間有機分子の発見などで1998年度日本学士院賞を受賞。

 1991年から8.2m光学赤外線望遠鏡「すばる」プロジェクトに参加し、1994年から計画責任者、1997年から初代ハワイ観測所長としてハワイに赴任し、すばる望遠鏡を完成して2000年に帰国後、国立天文台長となる。法人化ともなう国立天文台の改組、日米欧共同のアルマ電波望遠鏡計画などを実現。この間、1997年から2003年まで国際天文学連合(IAU)副会長、2005年から日本学術会議会員・第三部部長として、科学と社会の関係強化などに取り組む。

 『宇宙マンガシリーズ』『宇宙の謎はどこまで解けたか』『宇宙をうたう』『すばる望遠鏡の宇宙』『天文歳時記』『星めぐり歳時記』など一般向け著作多数。講演など科学の普及にも力を注いでいる。