森光子氏

   


もり   みつこ
森 光子

女優



大正9年、京都生まれ。

昭和8年、京都府立第一高等女学校入学。

昭和10年、従兄で映画スターの嵐寛寿郎率いる寛プロの映画に初出演する。

戦中は、歌手として外地への慰問も経験。戦後は、大阪でラジオやテレビ、喜劇に数多く出演、着実に活躍の幅を広げる。

昭和33年、劇作家の菊田一夫に見出され上京、『花のれん』で芸術座の初舞台を踏む。

以来、数々の菊田演出作品に出演し、昭和36年には『放浪記』の林芙美子役に初主演で抜擢される。初演は異例の8ヶ月ロングランを記録して、芸術祭賞文部大臣賞を受賞。その後『放浪記』は、半世紀近く公演を重ね、今年5月9日、帝国劇場にて、単独主演2000回を達成する。

舞台の代表作に、『おもろい女』、『雪まろげ』など多数。近年は、気鋭の演劇人との新作舞台にも数多く取り組む。

テレビには草創期より出演し続け、『時間ですよ』など数々のテレビドラマ、14年間司会を務めた『3時のあなた』、『NHK紅白歌合戦』(司会)、バラエティ番組など、幅広いジャンルで活躍。

著書に、『人生はロングラン 私の履歴書』(日本経済新聞出版社)がある。

平成4年、勲三等瑞宝章受章。平成10年、文化功労者、名誉都民顕彰。平成17年、文化勲章受章。

次回作は、今年11月の明治座公演『晩秋』。

平成22年5・6月には、『放浪記』のシアタークリエでの公演も予定されている。