鳩山内閣メールマガジン(第13号 2010/01/07)

鳩山由紀夫の「ゆう&あい」
鳩山総理
 藤井財務大臣から、ご自身の体調がすぐれないとの理由から辞任の申し出があり、受理いたしました。平成22年度予算という「子ども」を産んでいただき、これから育てていただきたいと思っていただけに、大変残念です。くれぐれもご自愛いただき、一日も早く健康を回復され、また色々お手伝いいただきたいと、心から願っております。

 後任は、菅副総理にお願いしたところです。

 今後、平成22年度予算や税制改正を、1日も早く実行に移していくべく、内閣一丸となって取り組んでまいります。

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[正念場の一年]

 メルマガ読者のみなさま、明けましておめでとうございます。

 新たな年の始まりにあたり、私の今年の抱負と決意をお伝えしたいと思います。

 昨年、国民のみなさまの「政治を変えたい」との大いなる思いを受け、政権交代が実現し、ようやく、国民のみなさま方が主役となる政治のスタートラインに立つことができました。

 新政権発足後、100日余りの短い期間であり、まだまだ至らぬ点も多くあると思いますが、官僚任せの政治の象徴ともいえる、明治時代から続いてきた事務次官会議の廃止や、公開で実施した事業仕分けによる政府予算の無駄の排除など、みなさまにも、「政治は変わり始めたね」と思っていただけたのではないでしょうか。

 いよいよこれからが本格的なスタートです。総理として、原点、初心に返って、国民のみなさまと一緒に、新しい政治、国民のみなさまのための政治を作り上げていきたい、その正念場の一年だと覚悟を新たにしています。

 昨年末、鳩山内閣として、最初の本格的な予算編成である平成22年度予算について、「いのちを守る予算」と名付け、子ども手当や高校の無償化をはじめ、雇用、医療、環境など、人の命を守るための予算の確保に全力を傾けました。

 また、「新成長戦略」の基本方針を閣議決定し、これまでの企業側(供給サイド)に偏っていた政策の発想を、国民のみなさまの生活(需要サイド)を中心とした発想に、人間のための経済に変えていくこととしました。

 これまでの公共事業や財政頼みの対策や市場原理主義の政策でなく、国民生活の課題に正面から向き合い、その課題を解決することで、新たな需要を生み出し、雇用へとつなげていきます。

 その際、一番大切なことは、「日本の強み」を活かすことです。

 まず、世界に冠たる日本の技術を活かし、環境エネルギー分野の技術革新(「グリーン・イノベーション」)を進めることによって、世界ナンバーワンの「環境・エネルギー大国」を目指します。これにより、2020年までに50兆円超の環境関連新規市場を創出し、140万人の新規雇用の実現を目指します。

 また、高齢化の進展をリスクではなく「健康長寿社会」をつくるチャンスと捉えること。医療・介護分野の革新(「ライフ・イノベーション」)により、医療や介護、健康関連産業を成長産業とすることで、45兆円の新規市場と280万人の新規雇用を生み出します。

 こうした「人を大事にする」政策を実行に移し、日本の政治を変え、将来の日本の基礎を創り上げていく。まさに、政治の実行力が問われる一年でもあります。

 国民のみなさまと政治との距離を近づけるというのも大きな課題です。このメルマガでは、昨年同様、内閣としての政策やその理念をしっかりとお伝えしてまいりますが、これに加えて、新年から、ブログやツイッターを通じて、私の日頃の活動や思いをお届けすることといたしました。すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、あわせてご覧いただければと思います。

 政治は、特定の政治家のものではありません。みなさまの声、ご意見こそが政治の指針です。これまで以上に、積極的に情報提供に努めてまいりますので、国民のみなさまにもあらゆる機会に声を出していただき、政治を変える原動力になっていただきたいと考えています。

平成22年度予算〜「いのちを守る予算」と3つの変革〜(首相官邸ホームページ) 
新成長戦略(基本方針)〜輝きのある日本へ〜(首相官邸ホームページ) 
内閣総理大臣鳩山由紀夫公式ブログ「鳩cafe」(首相官邸ホームページ) 
ツイッター(鳩山由紀夫) 
プロフィール 


小沢大臣が語る
[今年はエコ年]
小沢鋭仁 環境大臣
小沢 鋭仁(おざわ さきひと)


 あけましておめでとうございます。環境大臣の小沢鋭仁です。今年は環境にとっては、ものすごく大事な年です。

 まずは何と言っても地球温暖化対策です。25%削減の実現に向けて、まもなく「チャレンジ25」のキャンペーンをスタートさせます。これは、日々の暮らしやオフィスでの取組に焦点を当てて、国民の皆様と一緒になって二酸化炭素を減らしていこうとするものです。3月には温暖化対策基本法案を国会に提出し、その成立を目指します。併せて、25%削減の具体的な道筋を明らかにした工程表(ロードマップ)も発表します。11月にはCOP16(気候変動枠組条約第16回締約国会議)が開かれます。昨年12月のコペンハーゲン合意の成果を生かし、米中を含むすべての主要国による公平かつ実効性ある国際的枠組みづくりに向けて頑張ります。

 水俣病問題の解決に向けた取組も今年が正念場です。5月1日は水俣病犠牲者慰霊式の日です。これを念頭において、被害者の早期救済実現に向けた努力を続けていかなければなりません。現在、裁判が継続中ですが、その動向もしっかりと見定めながら法律に基づく「救済措置の方針」を決定し、解決を目指していきたいと思います。

 この秋にはCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が名古屋で開かれます。日本が議長国であり、私が議長を務める予定です。この会議では、地球上の多種多様ないきものを守るための新しい世界目標を決めることになっています。日本も議長国としての提案を条約事務局に提出しました。ただ、私がこの問題で心配をしているのは、「生物多様性」という言葉は分かりにくく、内閣府の調査によれば、61.5%の方々が「生物多様性」という言葉を聞いたこともないと回答しております。これを噛み砕いて、国民の皆様に実感してもらえるようにしていくことが今後重要です。例えば、COP10の名称についても「国連地球いきもの会議」というわかりやすいサブタイトルを使っていきたいと思います。日本人は、自然と共生しながら豊かな文化を育んできた民族です。そうした日本人の昔からの生き方、思想を、「国連地球いきもの会議」に吹き込み、国民の皆さんの関心も大いに高めながら、ともに行動を起こしていきたいと思います。

 経済の面からも今年は環境がキーワードです。昨年末に決定した「新成長戦略(基本方針)」の大きな柱は環境です。環境はもはや経済成長の制約ではありません。むしろ経済成長を引っ張るのが環境です。経済3団体の新年会などにおいても、経済成長にとって重要なファクターとして環境に期待する声が多く挙げられていました。また、環境金融の新しい動きとして、環境の投資信託でエコアクションポイントという取組も始まりました。まさしく、環境が経済の主役、そんな時代になったと思います。

 環境で日本と世界を引っ張る、そうした意気込みで今年も精一杯取り組んでまいります。本年もよろしくお願いいたします。

生物多様性 -Biodiversity-(環境省ホームページ) 
地球のいのち、つないでいこう 〜生物多様性を守れ!〜峰竜太のナッ得!ニッポン(政府インターネットテレビ) 
プロフィール 


頑張ってます
[“年齢は背番号、人生に定年なし”
−高齢者会社「マイスター60」雇用 創出への取り組み−]
平野茂夫 株式会社マイスター60 取締役会長
平野 茂夫(ひらの しげお)


 創業のキッカケは、平成元年9月敬老の日のラジオから流れた川柳「サラリーマン、会社辞めれば只の人」を聴いてのことでした。円熟した技術や経験を持ち、しかも働く気力と体力をなお十分に備えている人々が、定年を迎えた途端只の人になってしまう現実におもわずハッとしたのです。

 永年、企業が制度化してきた定年制の打開と、それを受け入れてきた世間の認識に風穴を空けて、定年退職した高齢者が再び正々堂々と就労し、社会参加を可能とする社会改革にめざめたのでありました。

 折しも改正された中小企業投資育成株式会社法に基づき、高齢化社会に向かって社会的に意義ある事業として設立投資第1号に選ばれ、平成2年2月にはその実施機関である大阪中小企業投資育成株式会社より公的資本の出資を受けて、豊富な経験とスキルを有する技術者を中心に派遣・紹介する会社を創業したのです。

 「60歳新入社、70歳選択定年」なる雇用制度を提唱して高齢者の雇用機会の創出をすすめた結果、創業時の社員数20名から現在では約400名を擁するユニークな高齢者集団となるほか、これまでに累計4,000名の人々に職場の提供ができました。

 当社が掲げる新しい経営コンセプトは単なる事業利潤の追求ではなく、企業の社会的使命(CSR)の中でも特に高齢者の雇用機会の創出に注力した経営活動の展開であり、それらの成果をもって良き企業市民として社会の役割の一端を担ってゆく考えです。

 なぜならば、就労を望む多くの高齢者の就業意識は必ずしも経済的収入にあるのではなく、仕事は生きがいであると位置づけて、働くことで人生を完結しようとしているからです。

 家族の生活設計を整え、企業を支え、社会に貢献してきた現役の責務に句読点を打った今こそを、残余の人生に新たな価値を見出す機会にしたいとも願っているのです。

 働くことは自主自立の具体的手段であり、何よりの生きがいであるとする中から自らの実在を知り、働くことに人生の楽しみの境地さえひらこうとしています。

 “人生に定年なんぞあるもんか”この気概ある高齢者の意気込みに当社は雇用機会の創出をもって真摯に応え、社会に有用と期待されるソーシャルカンパニーとして存在意義を発揮してまいります。

■マイスター60の企業理念
“雇用機会を創出し、人々の生きがいを弘め、生涯現役文化をひらきます”

執筆者の紹介 



編集部から
 明けましておめでとうございます。今年が皆さまにとって、素晴らしい一年となりますよう編集部一同、お祈りいたします。

 「一年の計は元旦にあり」と言いますが、新しいカレンダーが始まり、今年の目標をたてる、抱負を書にしたためるなど、一年間を見据えた計画を練られた方も多いと思います。

 編集部では、4日からメルマガの活動を開始しました。今年の抱負は、皆さまにより一層関心を持っていただけるような政策やテーマを選び、寄稿者にお願いし、中身の濃いメルマガをお届けすることです。

 今年もこのメルマガをよろしくお願い申し上げます。

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政府インターネットTV
<1CH>総理の動き
・ 鳩山内閣総理大臣年頭記者会見(10/01/04)
・ 新成長戦略基本方針発表に係る鳩山総理大臣発言(09/12/30)
・ 日印首脳会談共同記者会見(09/12/29)
・ インド訪問(09/12/27〜09/12/29)
・ 鳩山内閣総理大臣記者会見(09/12/25)

<2CH>週刊総理ニュース(09/12/21〜10/01/03)
  鳩山内閣総理大臣記者会見、インド訪問、国民栄誉賞表彰式 など

<22CH>トピックス
・ 地域を元気に!にっぽんe物産市プロジェクト−峰竜太のナッ得!ニッポン
・ 地域づくりの担い手、「新たな公」ってナニ?−中西哲生のJust Japan
・ 小沢環境大臣、菅内閣府特命担当大臣、原口内閣府特命担当大臣出演『そこが聞きたい!ニッポンの明日』

 ※政府インターネットテレビ  政府インターネットテレビ

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総編集長:内閣総理大臣 鳩山由紀夫/編集長:内閣官房副長官 松野頼久
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