鳩山内閣メールマガジン(第16号 2010/01/28)
鳩山由紀夫の「ゆう&あい」
[地域を訪ねて]
鳩山総理
 先週末、栃木県を訪問しました。

 国会の会期中ではありますが、公邸と官邸、国会を行き来するだけの毎日では、皆さんの暮らしが見えなくなってしまうとの思いから、週末に、日本各地を訪問して、直接、生の声を聞かせていただくこととしました。

 最初に訪れた益子町のJAはが野益子観光いちご団地では、ビニールハウスの中で、真っ赤に熟した「とちおとめ」を試食。新鮮な甘みは、まさに、現地ならではの味。農業と観光を結びつけた町おこしの可能性をあらためて実感しました。

 益子焼窯元共販センターでは、地元名産の益子焼の「ぐい飲み」を買いました。益子ブランドを海外にも発信したいとの熱い思いも伺いました。

 鳩山内閣では、地域のことは地域に住むみなさまが決める、活気に満ちた地域社会をつくる「地域主権」の実現を目指しています。地域で頑張っておられる方々の姿を拝見いたしますと、頼もしく、私たちが目指す方向に間違いはない、この人達と一緒にさらに前に進んでいこう、という気持ちになります。

 鹿沼市にある歯科治療用の先端医療機器などを製造する会社も訪れました。新しい機器がどんどん開発されており、苦にならない治療が受けられるとのことで、これなら私も気軽に歯の治療に行ける、と安心しました。

 そのほか、宇都宮市の夜10時までの保育に取り組む保育園、これは、働くお母さんにとっては本当にありがたいだろうな、と感じました。また、入院中のご高齢の方々の身体的・精神的な苦痛を取り除き、できるだけ生活の質を高めようと力を尽くしている病院も訪問しました。

 足りない保育園の現状や、子どもたちへのきめ細かな心配りが求められる保育の現場、介護と医療の狭間の問題や、看護師・介護職員の方々の大変な勤務状況など、現場を自分の目で見て、関係者の方々から直接お話を聞いて、まだまだやるべきことがある、私たちの政策に反映させていかなければならない、そのような思いを強くした一日でした。

 これからも、各地に赴き、現場と政策との距離を埋める努力を続けてまいります。

 なお、今週月曜日に平成21年度第二次補正予算が衆議院を通過し、参議院での審議もいよいよ大詰めを迎えています。今回の訪問でみなさまからいただいたご意見も参考にしながら、本当にみなさまの暮らしに役立つ政策、予算の実現と実行に全力で取り組んでまいります。

プロフィール 


千葉大臣が語る
[裁判員制度開始から半年が過ぎました]
千葉景子 法務大臣
千葉 景子(ちば けいこ)


 裁判員制度は、昨年5月にスタートし、昨年末までに138件の審理が行われました。裁判員候補者に選ばれた方々には、85.5パーセントもの高い割合(昨年10月末までの集計)で裁判所に足を運んでいただき、また、実際に裁判員などに選ばれた方々にも、熱心に審理に取り組んでいただいており、順調なスタートを切ることができたと思います。

 ただ、裁判員として裁判に参加することに不安を感じている方は、今なお少なくないことと思います。実際に裁判員を経験された方も、裁判所のアンケートに対し、選ばれる前は消極的な気持ちだったと回答した方が半数以上に上っています。しかし、実際に参加した後は、裁判員を務めた方の98.5パーセントが、「非常によい経験と感じた」または「よい経験と感じた」と回答しています。ですから、皆さまにも、安心して、前向きな気持ちで参加していただきたいと思います。

 裁判員制度は、国民の視点や感覚が刑事裁判に反映され、司法が身近になり、司法に対する理解や信頼が深まることが期待されています。また、治安や社会の問題を自分のこととして考えるきっかけにもなると考えられます。裁判員経験者には、「裁判のことがわかり、身近に感じられるようになった」、「社会や犯罪のことを考えるきっかけを得た」などの感想を述べている方も多く、この制度の意義を実感いただくことができているものと思います。

 私は、政務三役のもと法務省が一丸となって、国民の皆さまが安心して裁判員として裁判に参加していただける環境をより一層整備するとともに、今後生じ得る様々な課題を適切に解決し、この新しい制度が社会に根付いていくよう、引き続き努力してまいります。

よろしく裁判員(法務省ホームページ) 
裁判員制度(最高裁判所ホームページ) 
プロフィール 


頑張ってます
[JICA・シニア海外ボランティア(SV)としてチリ国に剣道指導]
藤井八重子 国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第2部
藤井 八重子(ふじい やえこ)


 私は2005年11月から2年間、南米チリで剣道指導をしてきました。剣道のSVとしては4代目でしたので、日本人指導者の受け入れ態勢は十分に整っておりました。ただ女性ということには戸惑いがあったのでしょうか。

 当時「日本の女性は家族と離れて仕事をするものなのか?夫との関係は大丈夫なのか?」とよく聞かれたものです。愛情表現が豊かな文化の国の人としては、聞かずにはいられない大事なことだったのでしょう。

 応募のきっかけは、応募の前年に縁あって出会ったメキシコ人女性剣士を通じて、メキシコ人剣士達の剣道に真剣に取り組む真摯な気持ちに心を動かされたことです。私の剣道の経験を生かして彼らに何か出来ないか、情報を集める中でSVを知りました。

 女性の剣道指導者は絶対にないと思いながらも、後で後悔しないようにと応募しました。合格には私だけでなく家族も驚きました。特に夫は九分九厘受からないと思って応募を認めたものの、賛成するには大いに悩んだようです。男に二言はないという心境だったのか、気持ちよく送り出してくれ、任地にも二度も訪ねてくれました。

 活動中の目標は、2007年チリで初めて国際公式戦南米大会を開催し、成功させることとチリ人剣士の剣道技術向上でした。稽古は従来通りにこなしながら、大会に向けた準備など、機会あるごとに話しました。しかし、彼らにとって今週の予定もそこそこなのに、2年先のことなんか、まだまだ考える必要はないといった反応でした。日本人との大きな考え方のギャップにぶつかりました。

 チリは南北に細長く交通費も時間も掛かるため、参加者は当日でなくては確定しません。選手ですらそんな状態なのですから、係員の確保は本当に難しい問題でした。手伝ってはくれるのですが、約束していても来なかったり、途中でいなくなったり。試合が近づくと心配でよく眠れない日々が続きました。しかし気を揉んでいるは私だけでチリ人達は誰も気に掛けていません。少しずつ私も感化され、それほどこだわらなくなりましたが、それでも流石に大会までは終始緊張のしっぱなしでした。

 試合当日は運営も支障なく、早朝からチリ人達と一緒にコート作りから大会進行、審判、後片付けなどを行い、連帯感と達成感を共有出来たと思います。チリチームですが、男子は2位、女子も大活躍してくれました。皆よく戦い、よく働いてくれました。剣道に励んでいるチリ人達はとても真面目な人達で、その熱心さとラテン的な大らかさのおかげで任務を完了できたと思っています。

 帰国して感じるのは、日本はいい国だということです。日本で当たり前のように感じてきた些細な事がありがたく、何とも言えない安心を感じました。旅行でなく異国に暮してみて初めて、自分の国の良さに気付くのかもしれません。

 今後は、日本の文化の継承(ちょっと大げさですが…)である剣道以外も勉強したいです。そして、毎年数人チリからの剣道留学者が日本に来ているので、少しでも彼らの役に立ちたいと思い、スペイン語の勉強も続けています。これからもチリ人達の活躍を応援し続けていこうと思います。

シニア海外ボランティア(JICAホームページ) 
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執筆者の紹介 



編集部から
 「携帯の電話番号が変わった」と電話がかかってきた数日後に、「友人の借金の保証人になったが、友人が失踪してしまって自分が返済しなければならない」または「会社の金を使い込んでしまった。クビになるかもしれない」。

 こうした家族からの電話、皆さんはどうしますか。心配がつのり、「詐欺かもしれない」と考える方は少ないかもしれません。これこそが「振り込め詐欺」の典型的な手口です。

 昨年、「振り込め詐欺」の件数、被害額がともに前年のほぼ3分の1と大幅に減少しました。これは、警察による取締りの強化のみならず、金融機関の職員による声かけなど、官民による予防活動によるものと考えられています。

 しかしながら、被害額の総額は今なお100億円近くにのぼり、依然として活発に活動している集団がいます。また、警察庁の意識調査によると、約3割の被害者は振り込め詐欺と疑いながらも振り込んでしまったと回答しています。

 普段からご家族と連絡を取り合い、合言葉を決めるなど、振り込め詐欺の被害にあわないための対策が大切です。そして、「もしかして」と感じた場合は、少しでも早く警察にご連絡ください。
 

振り込め詐欺にご注意!(警察庁ホームページ) 
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