鳩山内閣メールマガジン(第22号 2010/03/11)
鳩山由紀夫の「ゆう&あい」
[環境−ご家庭から地域まで]
鳩山総理
 みなさん、「静脈産業」という言葉を聞かれたことはありますか。さまざまな使用済み製品を、再使用できるようにしたり、リサイクルにより新たな材料を生み出したりする産業を、「静脈産業」と呼びます。

 先週土曜日、私は、首都圏のゴミ問題を解決し、循環型の社会へと変えていくため、東京都大田区城南島に整備された、静脈産業が集積する「スーパー・エコタウン」を訪問しました。

 使われなくなって回収された携帯電話やデジカメを手作業で分解し、金や銀、パラジウムなどの貴重なレアメタルを取り出しやすいように分別する作業は、まさに未来に向けた「都市鉱山」を見る思いでした。また、食品廃棄物からメタンガスを発生させ、毎日、2400世帯分に相当する電気を発電する企業などを見学し、リサイクルの重要性を再認識しました。

 地域で採れた食べ物をその地域で消費することを「地産地消」といいますが、リサイクルについても、地域でリサイクルできるシステムづくり、「地サイクル」が大事だという話を伺いました。また、リサイクルのための原料集めのご苦労やコストの負担に関する考え方を伺い、政府としても「静脈産業」を支え、国全体でのシステムづくりにもっと力を入れていきたい、そう思いました。

 ちょうどこの月曜日から、住宅エコポイントの申請受付が始まりました。新築だけでなく、例えば、窓の断熱化のためのリフォームなども対象となっています。環境に優しく、光熱費が節約できて家計にも優しい家造りが進むことを期待しています。

 地球温暖化を防ぐという大きな目標も、それぞれのご家庭や企業、地域での知恵を絞った工夫や取組の積み重ねがあってこそです。

 政府では、2020年までにCO2などの温室効果ガスの排出量の25%削減を目指し、「チャレンジ25」キャンペーンを進めています。あらためて、みなさまお一人おひとりのご家庭や職場、地域でのチャレンジをお願いしたいと思います。

チャレンジ25キャンペーン(テレビスポット1)(政府インターネットテレビ) 
チャレンジ25キャンペーン(環境省ホームページ) 
プロフィール 


前原大臣が語る
[住宅エコポイントで住宅の省エネ化に弾みを]
前原誠司 国土交通大臣
前原 誠司(まえはら せいじ)


 みなさん、こんにちは。国土交通大臣の前原誠司です。

 今日は、住宅エコポイントについてお話しします。

 我が国は、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を2020年までに1990年比で25%削減するとの野心的な目標を掲げました。この目標を達成するためには、温室効果ガス排出量の伸びの大きい家庭・業務部門での対策の強化、特に住宅の省エネ化を進めることが大切です。

 本年1月28日に成立した平成21年度第二次補正予算に「住宅版エコポイント制度の創設」が盛り込まれ、3月8日からポイントの発行・交換の申請の受付を始めました。

 住宅エコポイントは、エコ住宅の新築やエコリフォームに対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行するものです。発行されたポイントが次の消費活動につながり、景気回復に貢献する効果も期待されますが、中長期的なCO2削減を見据えて、住宅でのCO2削減に弾みを付けるきっかけとなるという点で大きな意味があると考えています。

 住宅エコポイントは、国民の皆様方から大変高い関心を寄せられています。家庭の省エネを進めるためには、住宅そのものの省エネ性能を高めることに加え、住まい方などのライフスタイルを通じて省エネ化に取り組むことが大切ですが、住宅エコポイントはその第一歩となるものと思います。住宅を建設しようとする皆様あるいは住宅のリフォームをしようとする皆様に、その趣旨を十分御理解いただき、制度が円滑に実施されるよう努めていきたいと思います。

 住宅は、人間が尊厳を持って豊かな生活をいきいきと送っていける大事な空間です。住宅エコポイントを活用していただき、環境にやさしい質の高い住空間が実現され、それにより、国民の皆様の暮らしが、より豊かになることを期待します。

住宅エコポイント(住宅エコポイント事務局ホームぺージ) 
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頑張ってます
[早春の「ひばのくに」から]
山内まつゑ 農林漁家民宿おかあさん100選被認定者、ひばのくに迎賓館代表
山内 まつゑ(やまうち まつえ)


 ここは青森県南津軽郡、西は白神山地へと続く山里。山裾を縫うように流れる早瀬野の「ひばのくに」から大鰐の町までの川沿いの一里の散歩道。耳を澄ませば雪がかすかな音を立てて溶け始めている。山の稜線に響くアカゲラ達の声、雪の上にはキツネ、狸、ウサギやテンの足跡が賑やかについている。

 今年の2月13日、第13回の「雪の大食卓会」が盛況裡に終わった。昨年サントリー文化財団の地域文化賞をいただいて、取材なども多かったせいか、特に県外からお越しいただいた方が多かった。「雪深い山里」とよく形容されるけれど今年は雪も多くとてもいい雰囲気だった。

 毎年のことだけど、この祭りは会場の設営や料理の支度などに地域人達の力がなければ到底できない。皆の協力と心意気がこのイベントを支えてくれる。

 この食卓会が終わると春はぐんぐん加速する。散歩をしながら思いは巡る。まずはバッケ(ふきのとう)。湧き水の神秘な味のセリ、ワサビ。4月は小鳥達や野の花、里山を匂わす山菜。せせらぎが育てる有機栽培の畑づくり。5月は迎賓館の大掃除。6月は蛙の大合唱。

 こうして季節が次々にお膳立てをしてくれる。皆が自然の中で深呼吸。歩いてくる人、走ってくる人、自転車の人。木工教室「ひば大学」やハングルの寺子屋、将棋の日や薬膳料理のチャングムの日。男の料理人やロシア料理のビーツの会。そして、ずーっと続いて欲しい森の探検隊等々。

 このたびは「農林漁家民宿おかあさん100選」に認定されました。全国の皆さんにも是非「ひばのくに迎賓館」を訪ねあてて来てください。地図には載っていませんが旅の小鳥たちの間では、とても居心地のいいところと評判のようです。

農林漁家民宿おかあさん100選
(財団法人都市農山漁村交流活性化機構ホームページ)

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執筆者の紹介 



編集部から
 先週末から今週初めにかけて、日米のアカデミー賞が発表されました。自ら「映画大好き人間」という鳩山総理も、日本アカデミー賞の授賞式に出席。2度目の最優秀主演男優賞を受賞した渡辺謙さんと固い握手を交わし、祝福しました。

 現在、地方自治体や観光協会などが映画のロケの誘致や撮影支援をする活動に取り組み、その地域のイメージアップや観光客の呼び込み、地域の振興につなげていく試みが増えています。

 皆さんの中にも、『おくりびと』の舞台になった山形県の庄内地域へ足を運ばれた方もいらっしゃるかもしれません。また、韓国ドラマ『アイリス』のロケ地となった秋田県内各地、中国映画『フェイチェンウーラオ』のロケ地となった阿寒湖などでは、海外からの観光客がそれ以前より増加しているそうです。

 地域の魅力が映像を通して発信され、それを観た外国人が日本を訪れる。新しい観光の一つであるフィルム・ツーリズムに夢が広がります。
 

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<2CH>週刊総理ニュース(10/03/01〜10/03/07)
  日本・ラオス首脳会談、「新しい公共」円卓会議、地域主権戦略会議 など

<20CH>くらしの安全・安心
・ ひとりで悩まず 相談を… 〜働きざかりの自殺予防
・ 高齢者の交通事故ゼロをめざして!−中西哲生のJust Japan
・ 寄り添って共に歩くパートナー〜補助犬との共生−峰竜太のナッ得!ニッポン

<21CH>地球環境
・ チャレンジ25キャンペーン(テレビスポット1)
・ チャレンジ25キャンペーン(テレビスポット2)

<22CH>トピックス
・ 2010年 APECが日本で開催されます
・ 野田財務副大臣、川端内閣府特命担当大臣(科学技術政策)出演 『そこが聞きたい!ニッポンの明日』

<31CH>地域の元気
  金沢しぐさ〜地元に伝わる心配り〜(石川県金沢市)

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