麻生太郎の「強く明るく」
[ラクイラ・サミットにて]
いま、サミットが開催されている、イタリア・ラクイラに来ています。ここ、ラクイラは、今年4月、地震に見舞われ、多数の尊い人命が失われ、地域が甚大な被害を受けました。
私も現場を目のあたりにして、あらためて被害の大きさを痛感しました。日本は、有数の地震国です。被災地が1日も早い回復を遂げ、被災された方々が通常の生活を取り戻せるよう、我々の経験とノウハウを活かした、さまざまな協力策を、ベルルスコーニ首相とチャレンテ市長にお伝えしました。このサミットが、少しでも復興のきっかけになればと、思わずにはいられません。
今晩のワーキング・ディナーでは、国際政治の問題を議論する予定です。わが国からは、北朝鮮によるミサイル発射や核開発について、G8として、これを強く非難するとともに、北朝鮮に対し、解決に向けた具体的な行動を求める、強いメッセージを出すよう、呼びかけるつもりです。
先週の弾道ミサイルの発射は、国際社会の安全保障への重大な挑発行為です。安保理決議に明らかに違反する行為であり、断じて許されません。
わが国は、国連安保理決議1874号をうけて、北朝鮮の武器の輸出入の防止のための貨物検査を可能とするため、貨物検査特措法案を閣議決定し、国会に提出したところです。引き続き、国際社会と一致協力して、北朝鮮に対する圧力、措置の強化を進めていきます。
ところで、サミットに先立ち、バチカンを訪問し、法王ベネディクト16世に謁見させていただきました。世界でカトリックの信者の方は11億人。バチカンとの関係強化は、外交力につながります。
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